河口から25㎞地点にある牟呂松原頭首工の魚道、右岸と左岸に設けられており、この魚道を遡上するアユの調査が豊橋河川事務所によっておこなわれています。


三河湾から豊川に遡上する天然アユは、2019年には、牟呂松原頭首工地点で、およそ400万尾、2020年には520万尾、2021年は240万尾(国交省豊橋河川事務所調査による)と推定されています。

秋が深まるころに下流部に下った親アユが産卵し、孵化した仔魚は川を流下して三河湾に入り、プランクトンを食べて冬の間に成長し、春の遡上を待ちます。/
流下仔魚の調査は、豊川下流の豊川放水路の分岐点付近で、豊橋河川事務所と愛知県水産試験場(内水面)によって行われています。
